前園真聖

1992年の鹿児島実高からJリーグの横浜フリューゲルスに入団。1994年にはアトランタオリンピックを目指すU-21日本代表に選出され、A代表のメンバー入りも果たした。その後、主将として28年ぶりとなるオリンピック出場権獲得に貢献。そして、1996年、トランタオリンピック本大会では、ブラジルを破る「マイアミの奇跡」に貢献した。その後、ヴェルディ川崎（現・東京ヴェルディ1969）、サントスFC・ゴイアスEC（ブラジル）、湘南ベルマーレ、東京ヴェルディ、安養LGチータース・仁川ユナイテッド（韓国）と渡り歩き、2005年5月19日に引退を表明。2006年のW杯ドイツ大会、2008年の北京オリンピックは現地で取材活動をした。2009年にはラモス監督率いるビーチサッカー日本代表に招集され、一時的に現役復帰。同年11月に開催されたUAEドバイでのW杯では、チームの8強入りに貢献した。現在はサッカー解説者やメディア出演のほかに、ZONOサッカースクールを主催し、少年たちへの普及活動を続けている。