村口史子

中学、高校はバレーボール部に在籍。都内でOL生活を3カ月送ったが、「性に合わない」という理由で退職し、千葉県のゴルフ場に研修生として入社した。練習場で空振りする状態からから4年間の修行の末、1990年にプロテストに合格。翌年の91年には、サントリーレディスなどで2勝を飾った。その後、テレビCMに抜てきされるなど、当時の女子ゴルフ界では珍しいアイドル的存在になった。1999年には、新キャタピラ三菱レディースなどシーズン3勝で、初の賞金女王に輝いた。翌シーズン以降は優勝から遠ざかり、2004年には、翌年の賞金シード権を持ちながら現役引退を表明。現在は、日本女子ツアーのテレビ中継でラウンドリポーター、解説者、レッスン番組への出演、コラム連載、プロアマ、講演会出演など様々な分野で活躍している。